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今どきのヨガマットの選び方(2018)

環境にやさしいTPE(熱可塑性エラストマー)製が
送料込み2000円以下から♪

2017年頃から、最安値やお手頃価格のヨガマットではPVC製に変わってTPE製が増えてきました。

製造過程でも廃棄時でも環境にやさしいといわれるTPE。

以前は4000円前後するものが多く、デザインも限られていましたが、量産されるようになって、色・デザインも豊富になりました。

TPE製は、一般にPVC製より密度が高いのに軽量。クッション性もいい上に、グリップ力でも優れているので、数百円の差であれば、TPE製がおすすめです。できればEGS認証を受けたものがいいでしょう。アマゾンでは2000円以下であります。

PVC(ポリ塩化ビニル)製のロングセラーでもいいかもしれない

PVC製はできればおすすめしたくないのですが、それでも製造工程などで環境に配慮したものや、長年使っている人が劣化しにくいと言っているマットは、それなりに価値があります。

最安値で大勢の人が使っている製品の場合、レビューも多く、中には長年愛用していて、買い換えるときも同じマットを買っているという人もいます。私は2011年に540円プラス送料で買ったマットを持っていて、ダウンドッグなどでは手足が滑ると思うんですが、レビュー欄では満足している人もわりといるので、体質や使い方の違いなんだなと思います。

SuriaやYoga Works、Real Stoneなどのブランドでも、3000円以上しますが、人気のヨガマットはPVC製だったりします。色やデザインが好みであれば抵抗しにくいかもしれません。

ただ、Real Stoneなどはウェアのほうが主力なのでヨガマットは種類も少ないし、気に入っているというユーザでも、ちょっと滑りやすいとのことでグリップ力はイマイチですね。それでも色やデザインでファンが多いです。

上級者が欲しがるブラックマットはHPVC(高密度ポリ塩化ビニル)製で一生モノ

ブラックマットといえばManducaブランドが一番知られるところだと思いますが、大体定価が送料込みで17,000円ぐらい。ポリ塩化ビニルとはいえ高密度のPVC、つまりHPVCなので、製造工程から環境に配慮し、人体への無害度もドイツのOEKO-TEX 分類I という乳幼児にも安全な基準をクリアしています。

Yoga Worksのザ・ブラックマットもドイツ製で同じスペックなので、同じ製品だと思います。
  メインは6mmで3.4kgもするので、スタジオと自宅の両方に置く人が多いのでしょうか。持ち運び用では5mmで1.8kg。それでも大半のPVCやTPEより重いので、密度は十分だと思えます。Manduca Proヨガマットは黒以外のカラバリもありますが、スペックは”ブラックマット”と同じです。

ブラックマットは20年ぐらい前に開発されたようですので、「一生モノ」といっても耐久性は飽くまで実験室で負荷をかけて調べたものになりますが、10年以上使っているヨガ上級車から劣化の不満の声が聞こえてこないとすれば、すでにコスパの良さは証明されていることになりますね。

 

NBR(ニトリルゴム)製はピラティス向き

厚さ10mmのNBRマットの売れ行きが伸びているのをみて少し驚いたのですが、これはピラティス用で購入する人が多いのと、マット用バッグをつけて「マットバッグ」というキーワードで上位にくるように販売したのが功を奏したのもあるようです。

 NBRは一般に、PVCより密度が低いため、厚さでクッション性を確保しているようですが、寝転ぶポーズが多いヨガであれば、これでいいのかもしれません。立位は床に降りるほうが安定すると思いますが。

クッション性やグリップ力で選ぶ – 厚さより密度

一般的なヨガマットの厚さは6mmだと思いますが、ヨガ教室で使っているのが4mmぐらいの場合もあるようです。持ち運びやすさでいうと、6mmを超えると大きすぎると感じる人が多いようです。弾力が欲しいと厚みは必要ですが、立位のポーズでは薄いほど安定します。というわけで、厚さ4~6mmで、重さ1~1.8kgぐらいが売れ筋となっています。

厚さをチェックしたい場合、カットサンプルのセットがお一人様1回限りで2円(送料無料)でAmazonで購入可能です。小さいので使用感はイマイチ実感わきませんし、触ってもPVCでの弾力しかわかりませんが。
           →PURE RISE(ピュアライズ) ヨガマット サンプル

ヨガでクッション性が特に気になるのは膝をつくポーズではないかと思います。
   特に、片膝をついて上半身のバランスをとるとき、股関節やヒップの筋肉を意識して引き締めなければ、膝にかなり負担がかかり、30秒どころかたった10秒静止するのも辛いものです。スポーツジムで使う厚さ2cm近いしっかりしたエクササイズマットでも、膝の下にタオルをかませる人も少なくありません。

筋肉の使い方をマスターしてうまく体重分散できるようになっても、やはり膝にはクッションがほしいところ。TPEはPVCより軽いのに密度が高いと言われますが、実際使ってみると、膝で床の堅さを感じたりもします。立て膝のためのクッション性、弾力にはある程度の密度が必要です。密度の目安になるのが、容積あたりの重量ですので、下のテーブルでは1立方センチメートル当たりのグラム数を参考までに表示しました。

グリップ力は静止ポーズでは重要ですが、ヴィンヤサヨガが多いクラスでは、流れるように動きたいときに、グリップMAXのマットでは、足下が引っかかるような気がするかもしれません。そのときはブラックマットレベルよりも、TPE程度のグリップ力のほうが好まれるかもです。

立位を重視するインストラクターなら、ダウンドッグや英雄のポーズ、トリコーナがルーティーンで入ることが多いと思いますが、安定するためにはしっかり踏ん張ることはとても重要。滑りそうなのを我慢していると無駄な力を使います。

こういう時のグリップ力を求めるなら、やはり究極はHPVC製のブラックマットか、あるいは天然ゴムのマット。ただし、天然ゴムは表面の素材が色々異なるし、ユーザやレビューも少ないからちょっとリスクがありそうです。  

私は家では床のままか、TPEマットを敷いていることが多いのですが、格安PVCよりいいとはいっても、やっぱりTPEでも多少滑ります。
  これは季節や湿度、手足の乾燥度によるかもしれませんが、滑りやすさなど全く意識しなくていいような、グリップ力のしっかりしたマットが欲しいなぁと思うようになります。ただし自宅での使用頻度が低いと、1万円を超えるマットに食指が動きません(笑)。

5つ星満載レビュー欄のサクラにご注意

ヨガマットで検索すると、たとえばアマゾンでは、最近はランキング上位が1年の間に何度も変わるのですが、聞いたことのないブランドで3桁も星5つのレビューが並んでいることがよくあります。
  ヨガマットに限りませんが、量産できる商品は中国メーカーが続々参入してくるせいか、どう見ても実際には購入していない人がマニュアルを見ながら書いたような褒めちぎるレビューが並びます。しかも同じ人がいくつも書いているような似たような文面や文体。最初は日本人購入者には珍しいような漢字フルネーム(姓名の間に全角空白)というパターンの投稿者が多く、その全員が星5つという不自然さでしたが、最近では星4つを混ぜたり、ローマ字のニックネームを混ぜたりして、少し工夫するようになってきました。たくさん読んでいると、自然なレビュー欄と不自然なレビュー欄の違いがはっきり見えてくるようになります。本物のレビューだけを参考にするようにしたいものです。

できれば実際にヨガ経験がある程度あり、いくつかのマットを使った人のレビューや、自分と似たヨガレッスンをとっている人のレビューが参考になるので、少し高くても老舗ブランドのレビューがいいですが、数が限られてくるので、Amazonなどでもレビューや価格をチェックするようになりますね。

もちろん、価格や高評価レビューにつられて実際に買った人もレビューを書き込むので、徐々に本音も出てきますが、実際に使った感想に絞って読むようにしましょう。そして、低評価レビューも読んで、どんなリスクがあるのかも知っておくことが大切です。

素材別・スペック別ヨガマットの参考価格

売れ筋ヨガマットをいくつか拾ってみました。これはほんの一例です。このスペックでこれぐらいの価格のものがあります…という参考に並べてみました。老舗ブランド、ノーブランドそれぞれで、同様の価格帯の商品が他にも色々出ています。

「ヨガマット」とカタカナ表記を付けているブランドは無名ですので、レビューは慎重にチェックしてください。無名でも本当に活用しているユーザの評価が高いものもありますし、人気ブランドでも低評価レビューはどんなリスクがあるかわかるので要チェックです。

ヨガマットブランド
(ブランド・商品名Clickでメーカーやネットショップのサイトが別タブで開きます。)

素材

(素材は下で別途整理しています)

価格(税・送料込み) 厚さ 幅x長さ 重さ
(1cm3当たりの重さ)
特徴など
inFIT 
PVC ¥1,620 4mm 61x172 839g
0.20g/cm3
安全基準に準拠したPVC素材を使用。
(1) EN71 Part3/玩具の安全性について定めた規格。キッズヨガやマタニティヨガにもOK。
(2) SVHC/発がん性物質等、健康に影響を及ぼすと考えられる物質の含有テストクリア。
(3) CPSIA section108/DEHP等のフタル酸含有に関するテストクリア。
Active Winner ヨガマット
PVC ¥2,690 6mm 61×183 1.6kg
0.24g/cm3
グリップ力を強化するため、形状記憶仕様。表面には凸凹加工、滑り止め強化。
断面のポリエステルメッシュにより「伸び」「裂け」に強い。長期の継続利用が可能。

Real Stone 柄ヨガマット

PVC ¥3,624 6mm 60×180 1.5kg
0.23g/cm3
鮮やかなグラデーションカラーが美しいクッション性抜群のふかふかマット。グリップ力はやや弱い。
Manduka Pro lite
(ブラックマット)
HPVC ¥11,800 5mm 61×180 1.8kg
0.33g/cm3
欧州繊維団体のOEKO-TEX基準クリア。
有害廃棄物ゼロの製造工程。
ラテックスフリー。手入れの仕方で半永久的に使用可能。
Manduka Pro
(ブラックマット)
HPVC ¥17,280 6mm 66×180 3.4kg
0.48g/cm3
欧州繊維団体のOEKO-TEX基準クリア。
有害廃棄物ゼロの製造工程。
ラテックスフリー。手入れの仕方で半永久的に使用可能。
Blue Giraffe ヨガマット
TPE ¥2,360 6mm 62x183 900g
0.13g/cm3
ドイツ製高密度TPE材料を採用し、環境にやさしい。無毒、無味、耐高温、防水、防湿。
裏面滑り止め加工。

Centron ヨガマット

TPE ¥2,180 6mm 65×183 1kg
014g/cm3
SGS認証の高品質TPE素材。
Etech ヨガマット
TPE ¥2,199 6mm 61×183 1.1kg
0.16g/cm3
密度が高いため、裂けにくい、耐久性が高い。裏面が滑り止め加工。
Rosefray ヨガマット
TPE ¥1,699 6mm 61×183 930 g
0.14g/cm3
SGS認証の高品質TPE素材。
Rosefray ヨガマット TPE ¥2,699 6mm 61×183 1.02 Kg
0.15g/cm3
SGS認証の高品質TPE素材。
Matymats ヨガマット
TPE ¥3,799 6mm 61×183 1.17kg
0.17g/cm3
国際SGS認証済み。有害物質成分を一切使用しない、赤ちゃんでも体に直接触れられるマット。
Suria HDエコマットプラス
TPE ¥6,804 6mm 61×183 900g
0.13g/cm3
使用されるフォームは、発泡率にもこだわった高密度なスリアオリジナル。 従来のTPE使用マットにはない、コシのあるしっかりとしたクッション性。 ビギナーにもおすすめ。
prAna Henna Eco
TPE ¥7,344 5mm 61×183 0.99kg
0.18g/cm3
優れたクッション性とグリップを兼ね備えた両面使用可能なマット。
TPEは紫外線に対する劣化に強く、毒性がありません。
また独立気泡のため細菌の繁殖を抑制します。
Manduka Welcome
TPE ¥7,344 5mm 61×173 1kg
0.19g/cm3
欧州繊維団体のOEKO-TEX基準クリア。
有害廃棄物ゼロの製造工程。
ラテックスフリー。手入れの仕方で半永久的に使用可能。
Reodoeer (リーダル) ヨガマット
NBR ¥1,790 10mm 61×183 1.26kg
0.11g/cm3
表面の凸凹がズレを防ぎます。
クッション性抜群で衝撃をしっかり吸収。
収納ケース、ストラップ付き。
LICLI ヨガマット
NBR ¥2,000 10mm 61×183 800g
0.07g/cm3
表面の凸凹がズレを防ぎます。
クッション性抜群で衝撃をしっかり吸収。
収納ケース、ストラップ付き。
Trideer ヨガマット
NBR ¥1,599 4mm 61×180 784g
0.18g/cm3
ピラティス用マットで1位。10mmマットより高密度。1年保証付き。★ヨガ実践者のレビュー少なめ。高評価は日本語が不自然なサクラが多い。
Manduca eKO Lite
リサイクルシルク/
天然ゴム
¥10,800 4mm 60×173 2kg
0.48g/cm3
アマゾンの熱帯雨林の天然ゴムを使用。廃棄物を出さない製造。気泡剤、石油、接着剤、TPEやPOEのような人工物は一切使用せず、Manduca社独自の方法で製品化に成功した耐久性に優れた天然ゴムのヨガマット。★においが強くとれにくいとのこと。
Manduca eKO
リサイクルシルク/
天然ゴム
¥14,040 5mm 60×173 3.1kg +/-230g

0.60g/cm3
アマゾンの熱帯雨林の天然ゴムを使用。廃棄物を出さない製造。気泡剤、石油、接着剤、TPEやPOEのような人工物は一切使用せず、Manduca社独自の方法で製品化に成功した耐久性に優れた天然ゴムのヨガマット。★においが強くとれにくいとのこと。
monogoods ヨガマット
PU/
天然ゴム
¥6,000 5mm 68×183 3.4kg
0.55g/cm3
【ポリウレタン&天然ゴムのPU素材】表面はグリップ力と耐久性のあるポリウレタン、裏面は匂いが少ない天然ゴム
Helang ヨガマット
天然ゴム ¥4,399 2mm 61×183 1.8kg
0.81g/cm3
一切の化学物質とアレルギー物質を取り除いて、天然ゴム素材のみで製造。
クッション性には劣るが、耐久性とグリップ力に優れている。
Yoga Design Lab
トラベルマット
マイクロファイバー/天然ゴム ¥6,200 1mm~3.5mm 61×178 1.1kg~1.8kg

0.47~1.01g/cm3
高品質な生分解性の天然ゴム、表は100%リサイクルペットボトルで作ったマイクロファイバー、環境に優しい水性インキを使用。
表面は触り心地の良いマイクロファイバー、裏面はクッション性のある天然ゴム。
手洗いまたは洗濯機の手洗いコースで洗えます。折りたたんでバックに入ります。
YUREN コルク ヨガマット


コルク/リサイクル天然ゴム ¥6,510 5mm 61×183 3.45kg
0.62g/cm3
業界新品。表面はSGS認証の天然のコルク素材。裏面は天然ゴム。有害接着剤不使用。
有毒フタル酸や重金属不使用。焼却時に有害ガスゼロ。収納ケース付き。

 

ヨガマットの素材 – まとめ

素材 特徴
TPE
熱可塑性エラストマー
いま最も急速に普及しつつある素材。においがほとんどなく、水分を吸収しないので水洗いが可能なためお手入れ簡単。全素材の中で最も軽いが、高いグリップ力を持つ。加熱すると柔らかくなり、冷却するとゴムのような弾力に戻る。高温に弱いので、夏に車の中に置きっぱなしにする場合は注意。
 天然ゴムアレルギーの方も使用できるが、表面の乾燥しやすさを抑えるためにゴム素材を配合しているメーカーもあるので、その場合は使用不可。
一般のPVC 世界中で最も普及している安価なヨガマット素材で、デザインやカラーが豊富。一般的な合成樹脂の一つで、添加する可塑剤によって、硬質にも軟質にもなる。優れた耐久性、耐酸性、耐アルカリ性、耐溶剤性を持つが、水分を吸収するので低密度PVCは耐久性が限られる。リサイクル不可。
高密度PVC(HPVC)
高密度ポリ塩化ビニル
高密度PVCはブラックマットの素材。中級者及び上級者向け。PVCの密度を高くした素材であり、グリップと耐久性に非常に優れている。厚さにもよるが、価格は14,000円ぐらいから。
PER (エコ素材のPVC)
ポリマー環境樹脂
PVCの中でも、エコな素材で焼却しても有害物質ががでない素材。水洗いができ、手入れがしやすい。※商品によって水洗いできないものがあります。
天然ゴム ヨガインストラクターや上級者に好まれる。中上級者向け。クッション性、耐久性、グリップ力、柔軟性は他の素材より優れているが、ブラックマットより軽いが重量があるので持ち運びには不便。

100%天然ゴムのマット以外は、表面の素材が、ポリウレタンやマイクロファイバー、コルクなど色々あり、それによってグリップ力なども変わってくるが概ね滑りにくい加工が多い。
マイクロファイバー ヨガマットの上に乗せるヨガタオル(ヨガラグ)として、または、天然ゴムマットの表面加工などで、よく使われるようになってきた超極細繊維。吸水力、速乾性に優れ、汗をかくと水を吸ってグリップ力がアップする。ホットヨガなどに最適。価格帯も非常に広く、デザインが豊富。
NBR
ニトリルゴム
合成ゴムの一つ。天然ゴムのほどではないが他の素材よりにおいが強い。ゴムのような弾力、クッション性、耐熱性がある。PVCよりグリップ力が高く、ピラティスでよく使用される。
EVA
エチレン酢酸ビニルコポリマー
軽量で弾力性、クッション性も高く、グリップ力に優れている。持ち運んで使用される方や、水洗いできるマットをお探しの方へおすすめ。表面が傷つきやすいため、お手入れ時には注意が必要。耐久性は弱い。
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